【エルサレム共同】イスラエル考古学庁はこのほど、現存する最古の聖書写本として知られる「死海写本」の新たな断片を同庁調査団が発見したと発表した。聖書の断片の発見は約60年ぶりという。当時を知る貴重な史料として注目されている。調査団はさらなる発見を目指し死海西部の砂漠で活動を続ける。

 考古学庁によると、見つかったのは羊皮紙の断片80点超で、最大のものは長辺が十数センチと手のひらほどの大きさ。「完全な正義を尽くせ」などと旧約聖書のゼカリヤ書の文章が書かれた断片もあった。一部を除き古代ギリシャ語という。

 調査団は当時の人々の心情を読み解く第一級の史料とみている。