【ジャカルタ共同】53人が乗ったインドネシア海軍の潜水艦が消息を絶った事故で、国軍のハディ司令官は24日の記者会見で、油の流出と艦の破片が発見され、沈没したのは確実だと述べた。海軍のユド参謀総長は、水圧などで船体に亀裂が入ったと推定。500m程度の最大潜水深度を大きく超過する水深850m付近に沈んでいるとみられ、救出や引き揚げは「非常に危険で困難」と指摘した。乗組員の生存は厳しい状態となった。

 ユド氏によると、バリ島北方沖の海域付近の捜索で、魚雷発射管や冷却パイプの一部、乗組員の持ち物とみられる礼拝用の敷物などが見つかった。艦内から流出したとみている。