台湾の行政院(内閣)でIT政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)政務委員は23日、台湾の新型コロナ対策を紹介し、政府が市民の信頼を獲得するには「質問に答え続けることが重要だ」と述べた。企業経営者らでつくる民間団体「日本アカデメイア」主催のオンライン交流会に参加した。

 台湾は19年末に中国当局が原因不明の肺炎患者の存在を公表した直後から空港での検疫などを始め、封じ込めに成功。唐氏は天才プログラマーとして知られ、マスク不足に対応するため在庫状況が分かるアプリ開発を主導した。

 唐氏は「(感染症対策で)民主主義は欠点ではなく、力だ」と主張した。(共同)