菅義偉首相が22日に表明した「2030年度の温室効果ガス排出を13年度比で46%削減」との目標を巡り、23日の衆院環境委員会に参考人として出席した鹿児島大2年の中村涼夏さん(19)は「野心的な目標ではなく、不十分だ」と批判した。

 中村さんは気候変動対策の強化を求める運動をしており、海外の研究を基に「62%減」とするよう訴えていた。環境委では「50年までの脱炭素社会実現との整合性はなく、気候危機から国民の命を守る責任を放棄した」と指摘。若者の意見を踏まえた政策決定の必要性を主張した。