広島市で2015年、メイドカフェの客ら6人が死傷したビル火災で、重過失失火と重過失致死傷の罪に問われ、一審で有罪判決を受けた同じビル内の飲食店元店長高沢愛章被告(30)の控訴審判決で、広島高裁(伊名波宏仁裁判長)は22日、禁錮3年、執行猶予5年とした一審判決を支持し、被告側控訴を棄却した。

 昨年10月の一審広島地裁判決は、雑居ビル1階の飲食店で働いていた高沢被告が、15年10月8日、ゴキブリ駆除のためスプレーを噴霧しながらガスバーナーを点火、ビルを全焼させ、2階のメイドカフェの客ら3人を死亡、3人を負傷させたと認定。禁錮3年、執行猶予5年を言い渡した。