竹刀を使った練習で東京五輪代表選手を負傷させたとして全日本空手道連盟(全空連)の選手強化委員長を解任された香川政夫氏の後任に、形の元世界女王の宇佐美里香氏(35)の就任が有力となっていることが22日、関係者への取材で分かった。来月中旬の理事会で決定すれば、全空連では初の女性の強化トップとなる。

 若手女性の起用で五輪を前に悪化した競技のイメージを挽回したい思惑もあるとみられる。

 東京都出身の宇佐美氏は2012年世界選手権を制し、全日本選手権は5度優勝。力強く美しい演武で、多くの後進に影響を与えた。現在は日本代表のコーチで選手や指導者の信頼が厚い。