【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は21日、表彰式や競技会場で政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じた五輪憲章第50条を、今夏の東京五輪でも適用することを決めた。米国での白人警官による黒人暴行死事件を契機にテニスの大坂なおみらも抗議して見直しの議論が高まったが、選手委員会の調査では回答者の67%が膝つき行為など表彰台での抗議活動は不適切とした。

 競技会場や開閉会式などの式典については、7割が不適切と回答した。1968年メキシコ五輪では、黒人差別への抗議として表彰台で拳を突き上げた陸上の米国選手2人が大会から追放された例がある。