【ロンドン共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは21日、世界の死刑に関する年次報告書を発表、2020年に18カ国・地域で少なくとも483件の死刑執行を確認したと明らかにした。前年から26%減り、過去10年で最も少なかったとしている。

 減少の背景には世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響による執行停止や延期、司法手続きの遅れがあると分析。20年に世界で言い渡された死刑判決は少なくとも1477件で36%減った。

 執行件数が多い国は中国、イラン、エジプト、イラクなど。中国は情報を公開していないが、「入手情報から分かっている」と指摘した。