【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は21日、モスクワで年次報告演説を行い、米欧のロシアに対する批判には「断固対応する」と述べ、対決姿勢を鮮明にした。一方、刑務所で健康が悪化している反体制派ナワリヌイ氏の釈放を求めるデモが極東ウラジオストクなど各地で行われ、治安当局が厳戒。人権団体「OVDインフォ」によると、50人以上が拘束された。

 演説は、ナワリヌイ氏の処遇などを巡り米欧との関係が著しく悪化し、国内でも抗議を受ける異例の状況下で行われた。9月の下院選をにらみ、外からの脅威を強調し、国内の引き締めを図る狙いがある。