【モスクワ共同】ロシアのモスクワ市検察は20日までに、反体制派ナワリヌイ氏が率いる汚職追及組織や各地の事務所を「過激組織」と認定するよう求め、モスクワ市の裁判所に提訴した。政権批判の急先鋒、ナワリヌイ氏を敵視するプーチン大統領の意向を受け、司法当局が反体制派の組織や支持者を「過激派」と認定し、9月の下院選を前に壊滅に追い込むのが狙いとみられる。

 ナワリヌイ氏陣営は、刑務所で健康が悪化している同氏の救出を要求し、プーチン氏が年次報告演説を行う21日に全国規模の抗議行動を計画。政権側は各地で事務所を捜索し、関係者を拘束、激しい弾圧に動いている。