福岡市の夏の伝統行事「博多祇園山笠」の振興会は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年に続き今年7月の開催を延期すると決めた。武者人形などで飾られる山車「飾り山」は規模を縮小し、市内12カ所で公開する。

 主会場の櫛田神社(同市博多区)で総会を開き、全会一致で決定した。瀬戸浩隆事務局長(58)は「延期は悔しいが、市民の安全を守るためには仕方がない。来年は開催したい」と取材に話した。

 振興会は今年1月、参加者や観客への感染防止対策を徹底した上で開催する方針を示していたが、困難と判断した。