【博鰲共同】中国の習近平国家主席は20日、海南省で開かれている「博鰲アジアフォーラム」でビデオ演説し、台湾や香港、新疆ウイグル自治区などの問題での対中批判を念頭に「内政干渉は人々の支持を得られない」と述べ、けん制した。多国間主義の重要性を強調し、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」をてこに、アジアを中心とした影響力拡大を図る姿勢も示した。

 米東部時間の16日の日米首脳会談後に発表された共同声明は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、香港や新疆の人権状況にも言及。習氏が日米首脳会談後に対外的に演説するのは初めてで、日米の中国懸念にも反論した形だ。