政教分離を巡る訴訟で最高裁が1997年に初めて違憲と判断した「愛媛玉串料訴訟」に関連し、松山地裁は2日、これまで「廃棄済み」としていた同訴訟の記録が地裁の庁舎内で見つかったと発表した。記録は21冊あり、段ボール箱に入っていた。重要な裁判記録の管理態勢の見直しが各地の裁判所で求められそうだ。

 地裁によると、21冊には一審松山地裁、二審高松高裁、最高裁の記録が含まれているが、どんな内容のものかは「調査中」という。最高裁の規定に基づき、重要な裁判記録を事実上永久に保存する「特別保存」の手続きを進めるとしている。