生鮮マグロ水揚げ量が全国有数として知られる和歌山県那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で17日、オペラの名曲を演奏する「生まぐろ市場コンサート」が開かれた。普段はマグロが並ぶ魚市場に、ピアノの伴奏に乗ったソプラノ、テノール、バスの歌手3人の歌声が響き渡り、約350人の聴衆を魅了した。

 熊本城や名古屋城などで野外オペラ公演を行った「さわかみオペラ芸術振興財団」(東京)の代表理事が昨年市場を見学し、公演を提案。町が地域の活性化につながるとして開催を決めた。

 新型コロナの感染予防のため、市場の一角約2千平方メートルに間隔を空けて客席を配置。歌手は特設舞台に立った。