【ハバナ共同】社会主義国キューバで16日開幕した第8回共産党大会で、党トップである第1書記からの退任を表明したラウル・カストロ氏(89)は、基調報告でキューバは「米国と敬意ある対話を促進する意思がある」と述べ、主権や独立に干渉しないという条件でのバイデン米政権との関係改善に期待を示した。

 カストロ氏は2015年に当時のオバマ政権と歴史的な国交回復にこぎ着けたが、トランプ前政権はキューバへの経済制裁を強化。ホワイトハウスのサキ報道官は16日の記者会見で「対キューバ政策の変更はバイデン大統領の現在の優先事項ではない」と述べており、両国関係の先行きは不透明だ。