政府は16日、泡消火剤や塗料、航空機のオイルなどに含まれる有機フッ素化合物の一種「PFOA」について、健康や生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるなどとして、新たな製造や輸入、使用を禁じる第1種特定化学物質に指定する政令を閣議決定した。指定は化学物質審査・製造規制法に基づくもので、施行は10月22日。

 PFOAは、水や油をはじく特性があり、類似の性質を持つ「PFOS」とともにさまざまな用途で使われてきた。ただ、2物質とも極めて分解されにくく、環境中や取り込んだ生き物の体内に長くとどまる。PFOAについては発がん性の恐れも指摘されている。