新型コロナウイルス対策で開発されたスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」がアンドロイド版で4カ月間機能していなかった問題で、厚生労働省は16日、不具合が見逃されたのは、動作を確かめるテストを実施しなかったのが主な原因だとする検証報告書をまとめた。導入を急ぐあまりに基本作業が軽視されたとして、事務次官と健康局長を文書による厳重注意処分とした。

 検証チームはこのほか運用や品質管理を委託した複数の業者の役割分担がはっきりしていなかった点や、外部から出た不具合の指摘に対応できなかった点も問題視した。