【ブリュッセル共同】化学兵器禁止機関(OPCW、本部オランダ・ハーグ)は12日、内戦下のシリア北西部イドリブ県サラケブで2018年に起きた化学兵器攻撃は、アサド政権軍によるものと結論付けた調査報告書を公表した。有毒な塩素ガスを詰めたシリンダーをヘリコプターで投下したとみる「合理的根拠」があるとした。

 アサド政権の化学兵器使用をOPCWが認定するのは、17年3月の攻撃を巡る20年4月の報告書に次ぎ2回目。同政権や後ろ盾のロシアは使用を繰り返し否定している。

 今回の報告書によると、政権軍は18年2月4日夜、ヘリコプターでシリンダーを投下。有毒ガスが拡散した。