大阪市の松井一郎市長は1日の記者会見で、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」期間中に市内で開催予定の東京五輪の聖火リレーを中止すべきだとの考えを示した。市内で感染が急拡大する中、見物客が密集しやすいリレーを安全に実施するのは困難と判断した。東京五輪の大会組織委員会の幹部は同日、自治体の意向を尊重する姿勢を示し、中止の方向となった。

 大阪府の吉村洋文知事は1日夜、近く府の聖火リレー実行委員会で中止を正式決定し、大会組織委に伝えると府庁で記者団に明らかにした。

 大会組織委はこの日予定していた大阪府の聖火ランナーリストの公表を延期すると発表した。