大手百貨店4社が1日発表した3月の既存店売上高(速報)は昨年3月の実績と比べて、25・7~33・9%の増加となった。昨年3月に新型コロナ流行による販売減少が本格化した反動で4社とも大幅に伸びた。一方、コロナの影響がなかった2年前の水準にはほど遠い状況となった。

 大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは、前年同月比33・9%増。昨年3月に臨時休業を実施した反動が出た。広報担当者は「前々年との比較では15~16%のマイナス。コロナからの回復はまだ途上だ」と話す。

 高島屋は28・9%増、三越伊勢丹HDは25・8%増、そごう・西武は25・7%増だった。