新年度が始まった1日、全国の企業や官公庁で若者らが新たに社会人の仲間入りをした。新型コロナウイルス禍で2度目。依然として感染拡大防止に追われ、式典を中止、縮小するケースがある一方、新しい様式を工夫し門出を祝う企業も。先行きへの不安を抱えながら、新人たちは活躍を誓った。

 伊藤忠商事は昨年に続き入社式は取りやめたが、東京本社ビルの1階ロビーに満開の桜を飾り、岡藤正広会長最高経営責任者(CEO)らが新入社員を迎えた。設置した巨大モニターを通じ世界各地の駐在員らも参加、拍手と「おめでとう」の声があふれた。トヨタ自動車はウェブを活用し、2年ぶりに式を開催した。