警察庁の自動運転検討会は1日、一定条件下で車のシステムが全て操作し本格的な無人運転となる「レベル4」について、実用化の指針を示した初の報告書をまとめた。システム運行者に対する審査や遠隔監視所の設置を求める内容。同庁は報告書を基に議論を加速させ、2022年度までにレベル4導入を可能にする道交法改正も含めた制度整備を目指す。

 導入当初は住民用バスなど地域限定の移動サービスからスタートする想定だ。政府は将来的に自家用車にも普及させる方針。一方でシステム不具合や事故時の責任主体が不明確なことなど懸念もあり、警察庁は安全担保の方策を引き続き検討する。