【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)は31日、2021年の世界の貿易量が前年比で8%増となる見通しを発表した。昨年4月の予測では新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた20年は13~32%減としていたが、昨年後半から復調の傾向がみられ、実際には5・3%減にとどまった。

 22年も増加は続くが4%増と鈍化する見込みで、新型コロナの世界的大流行前の水準に戻るにはある程度の年月がかかるとみられる。

 20年のモノに限った世界の貿易量は、世界各国で移動制限による影響が広がった4~6月期に21%減と大幅に落ち込んだが、10~12月期には2%増にまで回復した。