政府は31日、気候変動政策に関する有識者会議の初会合を首相官邸で開いた。菅義偉首相や小泉進次郎環境相らが出席し、2030年の温室効果ガス排出削減目標の早期上積みの方針を確認した。政府関係者によると、新たな30年目標は、遅くとも6月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)までに固める方向。菅首相は会合で「世界の脱炭素化に積極的に貢献し、国際社会の議論をリードするために政府一体となって検討を進めていきたい」と述べた。

 菅首相は昨年10月、50年に温室効果ガス排出実質ゼロを目指すと表明したが、今の30年目標では実現は難しく、政府の本気度が試されそうだ。