JR北海道で20年度の39歳以下の中途退職者が1987年の民営化後最多となる183人となったことが31日、同社への取材で分かった。今後の技術継承に影響が出そうだ。

 10~12年度の中途退職者は毎年20人台だったが、13年度から増加。16年度以降は毎年100人台で推移し、19年度は165人で過去最多。同社の島田修社長は2月の取材に「5年、10年かけて育てた人が辞めていく。事業継続上非常に由々しき問題」との認識を示していた。

 同社によると、中途退職の主な理由は給与面への不安。18年度の鉄道統計年報によると、平均給与は月25万2千円でJR7社のうち最低だった。