医療機器の調達で業者に便宜を図った見返りに、上司の元教授が代表を務める団体に200万円の賄賂を提供させたとして、第三者供賄罪に問われた三重大病院元講師の松成泰典被告(46)=京都府木津川市=は31日、津地裁で開かれた初公判で「(200万円は)大学への寄付だと思っていた。寄付の見返りに便宜を図ったという認識はない」と述べ、起訴内容を否認した。

 起訴状によると19年8月30日、亀井被告と共謀し、日本光電製の生体情報モニターが納入されるよう便宜を図った見返りに、亀井被告が代表を務める団体「BAMエンカレッジメント」の口座に200万円を振り込ませたとしている。