「福島の桃源郷」と呼ばれる花の名所、福島市の花見山公園で31日、桜などが見頃を迎え、周辺一帯が淡いピンク色に染まっている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で来訪の自粛を求めたが、今年は感染対策を整えて2年ぶりに見物客の受け入れを始めた。

 公園は市郊外にあり、花木農家が所有する山に、十数種類の桜、レンギョウ、ボケ、ハクモクレンなどの色とりどりの花が一斉に咲き競う。1959年から無料開放され、写真家の故秋山庄太郎さんが「福島に桃源郷あり」と美しさを称賛して有名になった。

 天気の良い日には残雪の白が映える吾妻連峰の山並みも楽しめる。