【ニューヨーク共同】米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は30日、東京五輪に向けた各競技の代表選考会の指針を発表し、選手が人種差別反対や社会正義を訴える平和的抗議行動を行った場合、原則として制裁を科さないとした。USOPCの文書によると、抗議の意思を示すために表彰台で拳を突き上げる、国歌斉唱時に膝をつくといった行為が許容される。

 ヘイトスピーチや人種差別を扇動するような活動は禁止される。

 1968年メキシコ五輪で陸上の米国選手2人が黒人差別への抗議として、表彰台で黒い手袋をはめた拳を突き上げた行為が「政治的宣伝」とされ大会から追放された。