環境省は30日、沖縄県・尖閣諸島の南小島に生息する絶滅危惧種アホウドリについて、人工衛星が撮影した画像を用いた生息調査の中間報告を発表した。つがい数は2020年に推定110~140組程度で、02年の前回調査から倍増。人工衛星を使ったアホウドリの生息調査は初めて。

 アホウドリは翼を広げると2メートルを超える大型の海鳥。主な繁殖地は伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島で、羽毛の乱獲により1949年の調査で絶滅した可能性があるとされた。その後保全が進み、2020年には鳥島で推定6200羽まで回復した。

 南小島のつがい数は、人工衛星の画像から目視で数えるなどして推定した。