厚生労働省が30日発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント低下の1・09倍だった。悪化は昨年9月以来5カ月ぶり。求職活動を再開する動きが見られる一方、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響で、宿泊・飲食サービス業や生活関連サービス・娯楽業の分野が大きく落ち込んだ。

 総務省が同日発表した2月の完全失業率(季節調整値)は、前月と同じ2・9%で横ばい。男女別では、男性が0・1ポイント改善の3・1%で、女性は0・2ポイント悪化の2・8%だった。

 完全失業者数は前年同月比35万人増の194万人で、13カ月連続の増加となった。