【パリ共同】フランス文化省は29日、昨年死去したジスカールデスタン元大統領(在任1974~81年)に敬意を表し、元大統領が設立を主導したパリのオルセー美術館の名称に名前を加えると発表した。

 「オルセー」の名称をなくすのではなく「オルセー美術館―バレリー・ジスカールデスタン」と追加する。昨年12月の死去後、中道・右派議員らが提案し、国民議会(下院)は今月、強制力はないが決議を可決した。

 戦後フランスの第5共和制では元大統領の名を関係した施設に残すのが伝統。ドゴール氏はパリの国際空港、ポンピドー氏は芸術文化センターに名前が付いている。