29日午後3時10分ごろ、茨城県那珂市にある「那珂核融合研究所」の施設内で、通電試験中に発煙が確認された。けが人はいなかった。放射線管理区域外で、放射性物質の漏えいもなかった。地元消防は火災が起きたとみて、詳しい状況を調べている。

 研究所によると、整流器棟と呼ばれる施設で、核融合を模した実験を行うための通電試験中に電源系統の機材から発煙した。消防が駆け付けたが、既に研究所職員が消し止めていたため、放水はしなかった。機材近くで電流ケーブルが断線しており、発煙元の可能性がある。実験で放射性物質は使用していなかった。