日本郵便は29日、くじ付き暑中見舞い用はがき「かもめ~る」を今夏から発行せずに廃止すると発表した。主に企業や商店の販売促進で使われてきたが、電子メールの普及などで発行枚数が減少。昨夏は新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の抑制で、一段と利用が減っていた。

 かもめ~るは、1986年に始まった。発行枚数は93年の3億4千万枚をピークに減少し、昨年は1億4千万枚だった。

 今年6月1日からは、暑中見舞いに使いやすいヒマワリなどをあしらった、くじのない絵入りはがきを発売する。宛名がなくても指定したエリアの全世帯や事業所などに配達できるサービスは続ける。