日本相撲協会は29日、東京都内で評議員会を開いて2020年度の決算を承認し、経常収益から経常費用を差し引いた額は約50億円のマイナスで、協会担当者によると過去最大の赤字となった。新型コロナウイルスの影響による観客制限など、収入の柱である入場券の売り上げが大幅に減り、大打撃を受けた。

 赤字は6年ぶり。八百長問題の影響で1場所中止となった11年度の約49億円を上回った。担当者によると、新型コロナの影響がしばらく続くとみて、21年度も30億~35億円の赤字を見込む。今後3年間の赤字を100億円以内に抑え、その後、黒字回復につなげる中期計画に取り組んでいく。