優れた国際報道を手掛けたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」の2020年度授賞式が29日、東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた。08年に沖縄県・尖閣諸島の領海に中国公船が初めて侵入した事件で、当時の公船指揮官をインタビューし実名で報道した共同通信社外信部次長の芹田晋一郎氏(48)は「匿名ではなく、実名の当局者による話、言葉の重みを確認することができた」と受賞を喜んだ。

 芹田氏は神戸市出身。1996年に共同通信社に入社し、中国総局次長などを経て現職。藤本氏は大阪府出身。1990年に産経新聞社に入社し、中国総局長などを経て現職。(共同)