カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた衆院議員秋元司被告(49)=自民離党=は29日、東京地裁(丹羽敏彦裁判長)の初公判で「全ての事件は無罪だ」と述べ、起訴内容を否認した。収賄罪で共犯とされた元政策秘書豊嶋晃弘被告(42)も無罪を主張し、検察との全面対決の構図となった。

 検察側は冒頭陳述で、便宜を図ってほしいとの目的を知りながら、秋元議員は、IR参入を目指す中国企業「500ドットコム」から現金や旅行招待などの賄賂を受けたと指摘した。