桜舞う季節に1年遅れの「入学おめでとう」―。昨春、新型コロナウイルスの影響で入学式が中止・延期に追い込まれた各大学が、1年遅れの入学式を企画している。

 上智大(東京)は29日、現1年生の入学式を四谷キャンパスで開催し、スーツ姿の学生約350人が参加した。春以降、対面授業が中心となる予定で、経済学部の男子学生(20)は1年遅れの入学式に「やっと始まった。授業や友達とのとりとめのない話が楽しみ」と語った。

 上智大の曄道佳明学長は「皆さんは激動の1年を過ごしてきた。学び、研究する機会を与えられた少数の集団であることを自覚し、仲間と共に考えよう」と呼び掛けた。