2019年10月の台風19号で、長野県上田市の千曲川に架かる、大正時代に建造された赤い鉄橋の一部が崩落し、区間運休していた上田電鉄別所線が28日、鉄橋の復旧により、全線で運行を再開した。

 赤い鉄橋は、別所線のシンボルとして住民や鉄道ファンに愛されていた。上田駅では早朝に出発式があり、児平高明駅長が「再び鉄橋を架け、さび付いたレールに輝きを取り戻すことができた」とあいさつした。

 6歳の息子と鉄橋を見に来た上田市の男性会社員(46)は「新しく作り直すのではないかと心配していたが、大正時代の鉄橋が目に見える形で残って良かった」と語った。