港やコンテナヤードで見つかったアリが、強毒を持つ南米原産のヒアリかどうかを人工知能(AI)で迅速判定する技術を、国立環境研究所が台湾企業と共同開発することが27日、分かった。撮影した画像から体の大きさや色、毛などの特徴をAIが分析、現場で1分以内に見極めることを目指す。調査の手間を大幅に減らして侵入の早期把握につなげ、国内定着を防ぐ狙いだ。

 国環研が26日、台湾のヒアリ調査・駆除会社モンスターズアグロテックと技術協力で合意した。活動が活発化する初夏にも試験導入を目指す。

 これまではアリを採取し、専門家が顕微鏡で識別する方法が主流だった。