無痛分娩で出産しようとした際、医師のミスで妊婦だったロシア人女性と生まれた長女(2018年に死亡)に重い障害が残ったなどとして、この女性ら3人が京都府京田辺市の医院「ふるき産婦人科」に約6億4千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁(増森珠美裁判長)は26日、約3億円の支払いを命じた。

 判決などによると、女性(44)は12年、無痛分娩のため腰椎麻酔を受けた後に心肺停止状態となり、寝たきりの状態になった。長女も寝たきりとなり、6歳で死亡した。

 原告側は、院長が注射針を誤ってくも膜下腔まで到達させ、分割投入すべき麻酔薬を一度に注入したと主張した。