日本人で初めて米国のスペースシャトルに搭乗した毛利衛さん(73)が26日、3月末の日本科学未来館長退任を前に文部科学省で記者会見し、「(未来館は)単に知識を伝達する場所ではなく、私たちが何者なのかを考える場所だ」と話した。

 毛利さんは2001年7月の開館当初から館長を務め、科学の魅力を伝える「サイエンスコミュニケーター」の育成などに尽力。「宇宙飛行士の経験を生かし、社会にどう貢献できるのかを考え続けてきた」と振り返った。

 展示では研究者を監修者に招き、他の科学館にはない内容にこだわったという。

 後任の館長はIBMフェローの浅川智恵子さん(62)。