乗客乗員520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故で、遺族の女性2人が26日、日航に機体のボイスレコーダー(音声記録装置)とフライトレコーダー(飛行記録装置)の生データの開示を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 2人は、乗客の夫を亡くした大阪府箕面市の吉備素子さん(78)と、副操縦士の弟を亡くした熊本市の市原和子さん(84)。提訴後、代理人弁護士が東京都内で開いた記者会見に、吉備さんは「情報を全て明らかにすることが、520人の供養になると思う」とするビデオメッセージを寄せた。

 日航は「訴状が届いていないので、コメントは控える」としている。