政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大名誉教授)は26日、全国地震動予測地図2020年版を公表した。前回まで除外していた東日本大震災(11年)の余震を考慮した影響で、太平洋側の東北地方では強い揺れに襲われる確率が軒並み増加した。福島市役所の所在地では「30年以内に震度6弱以上」の確率が前回18年版を2・2ポイント上回る9・3%。東海―九州沖の南海トラフの地震が懸念される地域では高い確率となったが、計算条件の見直しにより東端部に近い山梨県などで確率が減少した。

 大震災から10年が過ぎた東北をはじめ、日本列島が全体的に大地震の危険が高いことを示している。