日本陸連は26日、五輪や世界選手権の代表選考レースとして長年実施されてきた福岡国際マラソンを、12月5日の第75回大会を最後に終了すると発表した。近年は東京マラソンや海外の高速レースを優先するトップ選手が多く、注目度が低下。それに伴って財政的に厳しい状況が続き、東京五輪後に幕を下ろすことを決めた。

 市民大会として行われている福岡マラソンとの統合も検討したが、福岡中心部を通る「福岡国際」のコースは大勢のランナーを受け入れられないとして断念した。

 日本陸連の尾県貢専務理事は「日本の陸上界にとって、極めて大事な大会の歴史に幕を下ろすことは誠に残念」と述べた。