マイナンバーカードを健康保険証として利用する仕組みの運用が延期されることに関し、田村憲久厚生労働相は26日の記者会見で「本格実施は10月をめどとする」と表明した。当初は3月下旬から予定していたが、マイナンバー(個人番号)の誤入力などで情報のひも付けや番号の表示に不具合があった。平井卓也デジタル改革担当相は誤入力は一時、3万件以上あったと明らかにした。

 田村氏は「安心して運用いただけるよう、プレ運用期間を延長する」と述べた。半導体の供給不足によってシステムに必要なパソコンが入手しづらい事情なども含めて、総合的に判断したとしている。