【パリ共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)は25日、新型コロナウイルスの流行により世界各地で学校の休校が相次いだ結果、最低限の読解力を得られていない子どもが1億人以上増加したとの推計を発表した。

 新型コロナの流行がなければ、最低限の読解力を欠く子どもの数は昨年、約4億8300万人から約4億6千万人に減少するとみられていた。しかし、約5億8400万人へ20%以上増加したと推計され、過去約20年にわたる改善の努力が一気に失われた。

 学校教育の中断期間は世界平均で25週。特に中南米・カリブ諸国や中央・南アジア諸国で学習の機会喪失が大きいとされる。