政府は25日、全国で停止中の観光支援事業「Go To トラベル」の再開を6月以降に先送りする方針を固めた。再開までの間、都道府県が独自に行う住民向けの旅行割引の財源として、トラベル事業の予算から約3千億円を支援する。新型コロナウイルス感染が落ち着いている地域が対象で、1人1泊当たり最大7千円を国が負担する。

 トラベル事業は昨年12月28日、全国で停止。一部地域で新規感染者数が最多を更新するなど、再拡大の懸念があり、全国再開は当面見合わせる。一方、停止長期化で観光業界の経営はさらに悪化する恐れもあり、自治体の判断で都道府県内の旅行を促進できるようにする。