国際自然保護連合(IUCN)は25日、これまで単一種として扱っていたアフリカゾウを、遺伝子の違いから2種に分けて評価すると、それぞれの絶滅の危険度が上がったと発表した。世界の絶滅危惧種を集めたレッドリストを更新した。象牙目当ての密猟や生息地の減少が要因という。

 「アフリカゾウ」と呼ばれるゾウは、熱帯林に生息し体が小さいシンリンゾウ(マルミミゾウ)と、草原や砂漠などに生息し体が大きいサバンナゾウに分かれる。これまでIUCNはアフリカゾウを単一種として扱い、3段階ある絶滅危惧種のうち3番目のランクだとしていた。