日立製作所が上場子会社、日立金属の売却先について日米の投資ファンドの2陣営を軸に交渉を進めていることが25日、分かった。関係者によると、官民ファンドの産業革新投資機構が米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と連合を組んで参画するもようだ。先端技術の流出懸念が背景にあるとみられる。

 ほかに、米投資ファンドのベインキャピタルと国内投資会社の日本産業パートナーズの陣営が買収の検討を進めており、売却先は実質的に2陣営に絞られた。日立製作所はそれぞれの提案内容を精査し、数カ月以内に売却先を決定する見通しだ。