大阪府で長年司法解剖に携わっていた近畿大医学部法医学教室の60代の男性主任教授が、医療用品の購入を装い経費をだまし取った疑いがある問題で、近畿大は25日、記者会見し、不正な請求が3200万円以上あるとみられると明らかにした。刑事告訴を検討している。

 大学によると、今月末に控えた教授の退職に伴う引き継ぎ中に高額な領収書が短期間に発行されたことに気付いた大学側が今月8日から調査を開始した。2017~20年度の教授と医療品販売会社間の取引75件、約3220万円分の領収書について偽造した印鑑が押されるなどしていたとしている。